OSMOS(オスモス)光学ストランドセンサによる構造ヘルスモニタリング

国土交通省新技術NETIS 登録番号:KT-200126-A
点検支援技術性能カタログ 技術番号:BR030056

施工実績

PC高架橋駅舎の外ケーブル補強の効果検証と変形モニタリング

概要

施工場所
北海道
構造物
鉄道のプラットホームを有するPC箱桁橋
1972年竣工
径間長45.6m 幅15.4m
実施時期
2012年~2021年
モニタリングの目的
鉄道のプラットホームとして使用されている桁橋は、列車・乗客による負荷や、積雪による荷重にさらされている。
そのため顧客は桁橋の外面に補強用プレストレストケーブルを設置し、その補強効果を確認したい。
また、積雪や交通荷重によるたわみの変化を将来にわたってモニタリングしたい。(既設の管内通信網を使用した遠隔監視モニタリングシステムを構築したい。)
モニタリングシステム
PC箱桁下面(上下線軸上、構造中心軸上)の24時間連続計測
2m ST(光ファイバーセンサ) 3本
表面温度計  1本
結果・管理者のメリット
外ケーブルを段階的に緊張させ、表面ひずみを計測することによって、外ケーブル補強効果の検証を行った。
表面ひずみの計測値から、たわみ量を算出し、PC箱桁の変形モニタリングの管理値として使用した。
PC箱桁に対する外ケーブル補強効果が確認された。
工事管理業務終了後、引き続き積雪や交通荷重による影響をモニタリングすることで、桁の健全性確認と除雪の管理を行うことを目的としてモニタリングを継続することになった。

実績一覧をPDFでダウンロードできます。
随時更新しています。(最終更新日:2022年8月10日)

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