その他構造
アンテナ鉄塔の安定性モニタリング
- モニタリングの目的
- 鉄塔の安定性管理を目的としたモニタリングを1999年から継続中(2023年2月時点)。
住宅密集地に高さ53mの建設されており、しかも設計当初予定していなかった携帯電話用の中継アンテナを増設したため風に対する抵抗が大きくなったため、タワーの健全性をモニタリングする必要が生じた。 - モニタリングシステム
- ・OSMOS 光学ストランドセンサ(2022年に新しいセンサに更新)
タワー下段 柱、ブレースに1本
タワー上段 柱 3本
・モニタリングステーション
EDAS V5.2をタワー下の建屋内に常設 - 結果・管理者のメリット
- 計測は1999年7月から20年以上の連続モニタリングの実績を有している。
この間、東日本大震災を始め震度5を上回る地震や風速30m/hrを上回る強風を経験してきているが、タワーの構造物に損傷を認めるような計測結果は記録されていない。
長期的なひずみ変動の傾向から、アンテナ増設に伴う影響評価、また連結ボルトの増し締めのタイミングなどを含めたメンテナンスに活用されている。
実績一覧をPDFでダウンロードできます。
随時更新しています。(最終更新日:2022年8月10日)