海外事例
パリ:エッフェル塔
- モニタリングの目的
- モニタリング開始2年前より、上層階において大きな振動が観測されていた。振動の原因を特定するため、また鉄塔に与える構造的影響を評価するためモニタリングが開始された。
- モニタリングシステム
- 1993年のモニタリング開始以来 77本の光学ストランドを用いた常態監視を実施していた。
また近年では新しいセンサを追加して監視を行っていた。
• LIRIS 自立型光学ストランド(2m)6本
• 3軸独立加速度計 1本 - 結果・管理者のメリット
- モニタリング結果より構造物の挙動は静的(温度、来場者の変化)と動的(風雨)応力変化に関連することがわかった。
またエレベータの緊急停止の際に、動的変位が記録された。振動の特性の特定(スペクトル分析、絶対変位)は変位の測定と関連づけた分析などが行われた。歴史的な構造物の維持管理に活用された。
実績一覧をPDFでダウンロードできます。
随時更新しています。(最終更新日:2022年8月10日)