海外事例
穀物貯蔵サイロの構造モニタリング
- モニタリングの目的
- 2基のサイロの鉄筋コンクリート構造に異常(ひび割れ、コンクリートの破損)が発生したため、事業者ははサイロの安定性を判断するため構造モニタリングを行うことを決定した。
- モニタリングシステム
- サイロ内貯蔵物の圧力の影響による壁面の変形を測定するため光学ストランドを設置。
また、構造物の動的な変動を計測するための加速度計と温度変化を記録するために温度センサーが設置された。
- 結果・管理者のメリット
- サイロに計測器を設置してから約1年が経過し、貯蔵設備の全体的な挙動が安定していることが確認できている。構造モニタリングの導入により、所有者はサイロの状態に関する正確かつ決定的な情報を得ることができた。また計測データを活用することで、今後の補強・補修工事を行う必要があるかどうかを判断することができる。
実績一覧をPDFでダウンロードできます。
随時更新しています。(最終更新日:2022年8月10日)