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高解像度傾斜計を用いた鋼桁架設用ベントの傾斜角モニタリング データの評価
橋梁架設時の安全管理として、ベントの倒れについて無線式LIRIS TM(傾斜計)を適用しモニタリングを実施した。
全29基のベント傾斜角のモニタリング結果より,基礎の圧密沈下ように経時的に緩やかに傾斜角が増加する場合があるため、適用する傾斜計の解像度は最低でも0.02°程度以下の分解能が望ましいと考察された。また,鋼桁では温度と傾斜角の相関性が高いことが確認され,温度の同時計測は挙動変化の検証に有効であると考えられる.
- 発表年月
- 2022年9月
- カテゴリ/掲載誌
- 令和4年度土木学会全国大会第77回年次学術講演会
- 執筆者
- 宮地エンジニアリング:永谷 秀樹、神野 夢希